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2025.2.17

不動産

#不動産#街づくり#サステナブル

企業の付加価値を向上させる取り組みを。
当社の事業をグッドデザインという形で世の中に発信。

Messenger 幸せ贈り人

K.M/F.N

会社・部署
MIRARTHホールディングス株式会社
グループ事業リーディング室 次長

MIRARTHホールディングス株式会社
グループ事業リーディング室ソーシャルイノベーション課 課長代理


Projectプロジェクト

あなたの部署の業務を教えてください。

グループ事業リーディング室では、当社グループの企業価値向上を狙い、様々な角度から当社の魅力を世の中に発信する部署です。例えば、当社の事業の魅力をグッドデザインという形で取得したり、当社の人材が持っているアイデアや考えを、新規事業立ち上げプロジェクトの「Pic」という形で具現化することを業務として行っています。

グッドデザイン賞受賞までの道のりを教えてください。

グッドデザイン賞受賞までの道のりは、1年間をタームとして動いています。グッドデザイン賞の受賞発表は10月~11月なので、前回のグッドデザイン賞が終了した後すぐに次のグッドデザイン賞に向けて、企画会議は始まります。
流れとしては、グッドデザイン賞のアイデア出し、次に絞り込み、グッドデザイン賞にエントリーするまでの個々のアイデアのブラッシュアップ、最後にエントリーです。
グッドデザイン賞のアイデア出しは、チーム全員でブレーンストーミングしています。チームメンバー個々の目線で意見を交換しています。アイデアベースで、毎年1,000~2,000個のアイデアが出るので、打ち合わせ時間の総数では600時間を超えます。私は、チームの中では比較的若年層類に入るので(笑)新しい価値観を意識しています。
グッドデザイン賞は、毎年、テーマが決められています。そのテーマをもとにチーム内でイメージを膨らませます。例えば、2023年度のテーマは「アウトカムがあるデザイン」でした。“なぜ、そのテーマになったのだろう?”とイメージを膨らませ、その背景にある現代の社会情勢・社会課題を見つめ直していきます。グッドデザイン賞のテーマがあることで、世の中に何が求められているのか研究するきっかけにも繋がります。

2023年にグッドデザイン賞を受賞した「CUBEプラン」グッドデザイン賞受賞プロジェクトの概要を教えてください。

当社グループ初のグッドデザイン賞の受賞は、商号変更前のタカラレーベンで、2013年に受賞した「ルイックプロジェクト」「ソラパワプロジェクト」です。以降、当社グループでは20件以上のグッドデザイン賞を受賞させていただいています。中でも2023年に受賞した「CUBEプラン」は、戸建て住宅の一角に独立性の高い広々とした空間を作り、居住者の趣味スペースとして、またはお仕事などの作業スペースとして使用でき、さらに居住者が使用しない場合は、近隣の方々にレンタルスペースとして提供(貸し出し)ができるものとなっています。
あらかじめ、レンタルを想定して余白を設けるプランニングとなっているので、家族の動線とレンタルスペースの動線が分離しており、その結果独立性が高く、お互いの利便やプライバシーにも配慮した設計となっています。後付けが可能なスペースとして設計されているので、シェアキッチンやフードコーナー、店舗やミニサウナルーム等にも転用が可能となり、スペースの貸し出しによって自分の生活の中にビジネスを加えながらも日常生活を変えることなく将来の資産形成を構築することができます。

「CUBEプラン」プロジェクトが始まることになった背景を教えてください。

住宅に対する需要が旺盛で多様なライフスタイルを包含する都市部では、趣味や仕事で活用するレンタルスペースが多く提供され、多くの人のニーズを満たしています。一方で郊外エリアとなると、同じようなニーズはあるものの、レンタルスペース事業者は多くなく、その需要は満たせていない状態です。都市部に比べて敷地や居住スペースに比較的ゆとりがある郊外でも、自分専用のスペースや、集中できる独立した空間を持つということは簡単ではない状態です。そこで、郊外での共有が多い戸建て分譲地でレンタルスペース付き住宅を提供することで、このニーズを満たせるのではないかと考えました。CUBEには、タカラレーベンの住まいに暮らすオーナー様はもちろん、その周辺地域に暮らす方々へも多様な暮らしを提案、提供し、地域活性化に繋がればという思いが込められています。
また、CUBEのアイデアは、マンションより戸建ての方がマッチしている、というところも実現したポイントです。マンションだと全戸に入れた場合のリスクヘッジに不安があります。一方、戸建ては1棟1戸完結型なので、”アイデアを試す”という点では、非常に魅力的でした。

「CUBEプラン」プロジェクトでこだわったポイントはありますか?

戸建ては、マンションと違い、”土地を持っている”というところに利点があります。その土地を生かし、自分の部屋や趣味の部屋に使用でき、その上、その空間を使って、レンタルすることもできる。さらに、収入を得ることができる新しい戸建てのスタイルだと思います。
独立性をある程度担保できるので、プライバシー性も高くなる。レンタルもできるし、趣味のスペースとしても利用できるというフレキシブルさも併せ持っています。教室やコミュニティスペース等、使用範囲が多岐に渡り、自由に使えます。ビジネス応援パッケージ付きという、今の価値観に合致する住宅だと思います。

「CUBEプラン」プロジェクトがグッドデザイン賞を受賞した成功のポイントを教えてください。

「CUBEプラン」のアイデアが出た当初は、”実施にはなかなか難しい”と思っていました。「戸建てプランのオプションの一つとして、あったら面白いかな」と思っておりました。レーベンホームビルドがこの考えに強く共感してくれました。レーベンホームビルドの皆さんと一緒にこの企画の実装に向けて併走していただいたおかげで、実際にこのプランを実装して販売となりました。設計の点では、住宅ローンを組む際に、かなり調整する必要がありました。多くの関係者、実現まで協働したパートナー企業の理解と協力を得て、実現することができました。
実際にご来場いただいたお客様からも良い反応をいただいているというお話を聞いて、とても嬉しかったです。

Pointポイント

「グッドデザイン賞」において、社内の共感を生むために実施したことはなんですか?

最初は、我々は小さな数人の部署だったので、グッドデザイン賞という大きな仕事を実現できるか非常に心配でしたし、社内での認知が少なかった時期もありました。“なにやってる部署なの?”と(笑)。ですが、だんだんと「グッドデザイン賞」の数が増えていくことによって、社内やお取引先様からも「こんなに受賞しているんだ!すごいですね!」と仰る声が増えてきました。その点はすごく嬉しく感じます。

あなたにとって「サステナブルな環境をデザインする力で、人と地球の未来を幸せにする。」とは?

持続可能な社会、環境と住まいと再生ネルギーを安定的に提供する事で安心、安全、安定した街を提供し続ける事、だと考えています。
MIRARTHホールディングスから発信するものが、MIRARTHホールディングスだけでなく、不動産業界、将来的には社会全体を動かすムーブメントになっていき、その住まいに暮らす人、その住まいの周りに暮らす人やすべての人々の生活が豊かになること、だと思います。

その他の想い定期便

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